ほっと一息 お茶のお話

皆さまこんにちは!
突然ですが、お茶と言えば、どんなお茶を思い浮かべますか?
紅茶、烏龍茶、麦茶...と様々な種類がありますが、私は緑茶を思い浮かべます。
本日は、私たち日本人の生活や文化に深く密接に関わっている緑茶について一緒に知識を深めたいと思います。
私はお盆休みを利用して、日本のお茶の産地の一つ、八女市に旅行に行ってきました。八女と聞くと、「八女茶」を思い浮かべる方が多いのでは…と思いますが、「作物統計調査」(農林水産省)によると、福岡県のお茶の生産量は全国第6位だそうです。
では1位は…?なんと2024年は静岡県を上回って鹿児島県がトップになったそうです。ちなみにFirst Selectで販売中のクリーン茶は熊本県産ですが、熊本県は第7位でした。
話は変わりまして、お茶の歴史に触れたいと思います。
お茶の起源と歴史
お茶の起源には諸説あるそうですが、紀元前2700年前の中国で、今のように飲み物ではなく、解毒など薬として用いられていたそうです。
日本に初めてお茶を伝えたのは、最澄、空海、永忠らの遣唐使だと考えられています。『日本後記』には、815年に「嵯峨天皇に大僧都(だいそうず:僧侶の位)永忠が近江の梵釈寺において茶を煎じて奉った」とあります。これが、わが国における日本茶の喫茶に関する最初の記述といわれています。この頃のお茶は非常に貴重で、僧侶や貴族など限られた人々だけが口にできるものでした。喫茶の習慣は、894年に遣唐使が廃止された以降も天皇、貴族、高僧の間に定着していきました。 (伊藤園HPより抜粋)
鎌倉時代に、日本の臨済宗の開祖となる栄西が1191年、中国から帰国の折にチャノキの種子を持ち帰り、肥前国(現・佐賀県)の脊振山に植えたとされています。栄西はのちに「茶祖」と仰がれるようになりました。栄西の『喫茶養生記』には茶の種類やその製法、身体を壮健にする喫茶の効用が説かれています。建保2年(1214年)には源実朝に「所誉茶徳之書」(茶徳を誉むる所の書)を献上しました。(wikipediaより抜粋)
八女茶の歴史は1423年中国(明)で学んだ周瑞禅師が茶の種を持ち帰り、八女郡黒木町笠原に霊厳寺を建立して、茶の製法、喫茶法を伝えることにより広まりました。その後長崎で外国貿易商による九州のお茶の取引が行われたことで八女茶の生産は急激に増加しました。(福岡県茶業振興推進協議会HPより抜粋)
お茶の効能
以前のコラムでもご紹介させて頂いておりましたが、もう一度おさらいしたいと思います。
①カフェイン:茶の苦み成分(覚醒作用:疲労感や眠気の除去、持久力増加、二日酔い防止・利尿作用)
②カテキン:茶の渋み成分(抗酸化・発がん抑制・血中コレステロール上昇抑制、血圧上昇抑制・血糖上昇抑制、血小板凝集抑制、抗菌抗虫歯菌、抗ウイルス、腸内菌改善、抗アレルギー、消臭
③アミノ酸一種のテアニン:茶のうま味成分(神経細胞保護作用、リラックス作用=α波出現)
その他フッ素(虫歯予防)、フラボノイド(口臭防止)、ビタミンC(皮膚や粘膜の健康維持=コラーゲン形成、抗酸化作用)、ビタミンE(老化防止・抗酸化作用)などがわかってきたそうです。
お茶の種類
私は関東育ちですので、物心ついた頃から静岡のお煎茶を飲むことが多く、どちらかというとさっぱり、すっきりとしたお茶を好む傾向にあります。以前仕事で伺った先で玉露を初めて頂いたときの味が衝撃的だったことが今でも忘れられません。何というか、「青々とした葉っぱを飲んでいる、でも甘い」という感覚がしました。
八女市を訪れた目的は友人に会うためだったのですが、友人宅で淹れてもらった緑茶のなんと甘みとうまみの豊かなこと…!そのお茶を頂いたときに、初めて玉露を飲んだ時の記憶が鮮明によみがえってきました。
その後星野村という、八女市の中でもお茶畑や棚田で有名な場所に行き、茶の文化館という施設でお茶の種類について学びました。
お茶には煎茶、冠(かぶせ)茶、玉露、碾(てん)茶、玉緑茶、番茶と栽培法や製造法により細かく分類されるそうで、農家さんによって手間暇かけて育てられていることを改めて知りました。中には10gで5000円を超える玉露もありました!
特に玉露は棚を設けた茶園で、新芽が伸びだした頃から約20日間ほど稲わら等で茶園を囲い、日光をさえぎって栽培し、上級な玉露は手摘みにて摘採するそうです。日光を遮ることで、覆い香という上品な香りを持ち、アミノ酸(テアニン)が増え、うま味の強いお茶になるそうです。

実際に訪れた星野村の風景
美味しいお茶の入れ方
八女のとあるお茶屋さんで、40年間美味しいお茶の入れ方の研究をされている方のお話を伺ったのですが、おいしいお茶にはお湯の温度と抽出時間、急須の大きさが関係するとのことでした。ちなみに小さい急須のほうが、味と香りをしっかり引き出すことができるそうです。
1煎目は5~60℃くらいのお湯(急須にお湯を入れてもっても熱くない程度)で1分
2煎目も1煎目と同じくぬるめで30秒。
3煎目は沸騰したお湯で淹れてすぐに湯呑へ。

それぞれお茶の味わいが違うので、是非お試しください。
美味しいお茶のための素敵な急須も欲しくなりますね(笑)
ちなみに、ファーストセレクトで販売中のクリーン茶は冬でも水出しがおススメです!

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